本日読了

  • 『コドモノクニ』長野まゆみ
    少女の日々を描いた作品。まー、40代で21世紀を迎える少女ですから、私の子供時代よりもだいぶ前なんですけども。それでも、なんとなーく懐かしいかんじは伝わってきます。遠足のお土産とかさー、あのドクロのキーホルダーって昔からあるのね…(笑)。
    しかし彼女の視点が腐女子要素を含んでいる為、周りの男性がことごとくあやしい(笑)。いや、そういう要素を含んだ記憶がピックアップされているわけだけども。私だって、年賀状に『今年はホモになります』と書いてきたやつのことは忘れねェ(それでなくとも彼を含んだ仲良し3人組は萌えだったのに…!)。無粋な話だが、バンは受け攻めどっちですかね…orz
    少女が記憶を辿るという形だからか、話がころころと転がっていくようで不思議な読み口。日記みたいな。可愛いもの、素敵なもの、幼いなりに自分の美学にあったもの。そうではないことが不満なもの、不思議なもの。子供のころの私はあまりそういうこだわりが無かったようにも思うけど、やっぱり懐かしいです。
    ところで、セイちゃんがえらく可愛い服を着ているみたいで是非絵で見たいな。カラー!主人公のマボちゃん姉妹もそうだし、少女の目から見た可愛い、気になる服が色々出てるので、一通り見てみたい。

そういえば、『天然理科少年』の文庫版の表紙写真は球体関節人形みたいですね。あー、ユノアで笑ってない顔が出たら、長野少年コスもいいかも…。