本日読了

びみょーんなネタバレが…ネタバレ…なのかな?ありますゆえ…。

  • アルレッキーノの柩』真瀬もと
    世界観というか英国の様子に関しては、ラノベでもこの人のは違和感無く読めてたので心配は無かったです。あ、史実がどうとか当時の風俗がどうとかっつーと、私はそういう情報を小説などからしか得ていないので、正確だったかどうかはわかりませんよ。私の手持ち情報と、違和感が無かったということです。
    どちらかといえば、主人公の相棒が公爵(無理やりですが)、フランキー、新平と、3人入れ替わるのが落ち着かなかったかな〜。
    クラブや十二人目という設定も、最後のほうはあまり生きていなかったような気がしまっする。えらい美味しそうな設定だったのに〜。ちょっとバタバタっと進んでしまって、勿体無い。時間をかけて巻数を重ねたこともあってか、シャーロキアン・クロニクルのほうが厚みを感じます。
    しかし、夭折した弟を愛する兄妹はいかったっす。兄、愛しすぎ…!それから、珠紀の笑顔を思い出すシーンが切ない…。麗しのジュリアもいいね!というわけで、キャラクターは大変好み。続編がやれそうなかんじだけど…うーん公爵家がな〜。

なにやら近頃、作品についての感想を書くとき、あれが好きこれが好きという話題を避けようとしている気がします。何かに対して真面目さでも主張したいのだろうか?『アルレッキーノの柩』も、多分↑の後半の感想どころか『あー、公爵萌えー!自分の半身ともいえる幼い弟を救う為に奔走し、それでも救えずに失ってしまって絶望のふちにいる公爵たまらん。』とかそんな感想になっちゃうのですよ。アハハウフフ。でもそれもまた感想か…。