おお振り小ネタ

痛々しいネタなので(…)耐久力のある方のみドゾ。

――エプロン姿の三橋が、ベッドで眠っている阿部をゆする。
「阿部くん……起きて。もう時間、だよー…」
――阿部、まだ寝惚けた状態で、三橋の手を握る。
「……なんだよ、結婚したんだから名前で呼べっつったろ」
「えっ。う……た、たかや。朝ごはん、できた、よ」
*
「………という夢を見てな」
「ギャー!!!」
「なんちゅー夢を見んだよ、お前は!!」
「つーか言うな!そんな夢を俺たちに披露するな!」
「何だよ、お前らが『夢の話』をしろっつーから」
「俺は阿部の潜在意識が怖いよ…!」
「大体『夢の話』って、将来の夢とかそーゆーのだろ。夜見るほうじゃねぇぞ!」
「……」
「(うわっ、なんか阿部、「どっちでも一緒」とか考えてたらどうしよう…!!)」
「えー、三橋がメシ作んの?食えなさそう!!」
「あ、阿部くんのほうが、上手そう、だよ、ね」
「いやお前ら、そーゆー話じゃねぇから」

私のほうが怖いよ!