■旅日記

小松へ行ったよ。
ワクワクして眠れない…そんな、遠足前日状態だった私ですが、なんとか時間通りにおきて、バスで羽田へ。景色が意外ときれいで、寝るつもりだったのにほとんど起きてた。朝日の中の工場群はいいカンジでした。
空港では、初めてのチケットレス…というか高知空港以外に飛行機で行くのも、そもそも一人で乗るのも初めてでした。予約したときは窓際の席取れなかったのに、何故か空港で取れてしまった。やった。搭乗待ちのとこから外のジャンボの整備をしているのを撮ってみた。アホです。7時台のフライトでしたが、ほぼ満席。窓から下を見続けてました。陸の上を飛んでるから、見てて楽しい。ダムとか山とか。あ、飛ぶ前から窓の外ウハウハ。翼の後ろ側だったんで、ぴこぴこ動く様子とかがなんだか可愛いのだ(笑)。


アホの産物。
ジャンボより整備とかが気になったり。

小松空港へ到着。海のほうからぐぐっとまわって滑走路へ降り立っていくのが非常によい〜。海岸線を見るのも楽しい。というか、海自体が。『ああ、ここにグッピーが…』沈んでないから。
さて、今度はつれのみきさんと合流しなくてはならぬ。場所は金沢駅。みきさんは『サンダーバード(グッピーで三津谷さんが京都から乗ってきたやつ)』で来る。私は金沢駅のホームで待ち構えた(入場券買って)。カメラ小僧よろしく、ホームに入ってくるサンダーバードを激写!みきさんに笑われた…。

サンダーバード
うさみん、140円で駅構内に入場したのか?

今回ご案内くださるパカラナさんを待つ間、駅構内の喫茶店で軽食。向かいの店が『フルーツなおえ』…なおえ…。
パカラナさんと合流し(お土産に『白い恋人』を持っていきました。だって今回はグッピーがテーマ(?)だからさー…白い…恋人…)、車で東山へ。伝統的な建築物で統一されてるのだ。和雑貨とかのお店を冷やかして、それから食べ物屋に入る。東山茶屋街「兎夢」(とむ)とゆーのだが、ここもまた可愛い兎(たぬきもいたけど)グッズがいっぱいある素敵な店でした(後で気づいたけど、奇談シリーズで出てきた?)。でも和菓子はすごい甘かったです…抹茶が足りないくらいだった。

遊郭ネタでいかにも出てきそうな建物。
さすが茶屋街

次に向かった兼六園、何故か蜘蛛を見つけてはもてあそぶパカラナさん。酷い(笑)。鯉も散々もてあそんでいた…(笑)。城跡(というか門?)のほうではなにやらお祭がありましたが、われわれさくっとスルーして土産物屋へ。以前弟の友人が持ってきたのと同じ、お吸い物の最中があった。結構好きなんだ、アレ。今回、土産物屋に入った理由とは殆ど『九谷焼のマグカップ』を探すこと…であった。あれですよ、グッピーでうさみんが三津谷さんからもらったあのマグカップですよ。これまで金沢へやってきた勇者たちが、探しても探しても見つからないと嘆いていた『外側が素焼きっぽくて内側は模様があって華やか』というマグカップですよ!
土産物屋を出てから、今度は九谷陶芸村へ。これがすごかった…。後から調べてみたら17軒くらいあるような九谷焼のお店を一個ずつ見て回ったんですよ。大変でした…。ピンキリの九谷焼を山ほど見ました…。しかし、内側に絵が描いてあるようなマグカップってすごく少ない!だんだん『実はあのカップ、うさみんの夢なんじゃないか』『あのおっさんの夢に違いないよ』という気持ちに…(笑)。1つだけ、それらしいものがあったのですが、コーヒーカップのセットだったんですな。しかも高いんだ…★諦めて次の目的地へ…。とりあえず、ないこともないということで、うさみんの夢疑惑は晴れてきました(笑)。

移動中に目撃。
あの有名なうさみ温泉…!

続いて安宅の関へ。義経と弁慶の主従エピソードで有名な関所です。海の近く。さて、別に次の大河ドラマに期待して行った訳じゃないですよ!もちろんグッピーですよ!山田さんを探しにきた三津谷さんが、まんまと足を滑らせて泳いじゃったところです(笑)。しかし、いまいちこう…どこからどう足を滑らせたのか判然としません。あとから読み返してみると、砂の上を歩いてたら気づいた時にはドボンだったようですが…。しばらく海を眺めてぼんやりしたり石を拾ったりして、近くの神社へ。巫女さんに客引きされたり(笑)。

本当に危ないらしい…?
だからって、誰が足を滑らせるのか。

その後夕飯を食べてから(この頃にはすでにいい具合にへろへろに…)(しかしパカラナさんは同じだけの道のりを歩かせておいて、運転してもらって…ホントに感謝してもし足りないです。ありがとうございました!)、香林坊の宿に…。この宿がなかなか愉快だったのだ…!
街中、しかもフツーのお店の隙間に入り口だけが見える旅館で、ちょっとドキドキしながら玄関をくぐる。おじさんが出てきて、名乗ると2階へ案内される(もうこの時点でものすごい民家っぽいんだ…)。階段を上がりきって、部屋の扉を開けて…気づくとおじさんはもういなかった(笑)。部屋や施設の説明、それどころか鍵さえ渡してもらってない…!!なんだ?部屋の中にあるのか、鍵…と家捜しをするが(この時、床の間にあった掛け軸をめくってもいいかと聞いたらみきさんに却下された)、やはり無い。鍵を貰いに行って、色々聞かないと説明がしてもらえないということに気づく。わぁ…なんか上級者向けの宿だ(笑)。部屋などは別に悪くは無いのですが、ちょっとビックリした。素泊まりなので、明日の朝食やこまごましたものを買出しにコンビニへ。途中で本屋に寄ったり、外国人集団に遭遇したり、うっかりアニメイトやらゲーマーズやら発見したりしましたが、なかなか楽しい散歩になりました。ちなみにそのあとの風呂も、施設説明が殆ど無くてどうしようかと…あとお湯が死ぬほど熱くてビックリです。
風呂から上がってつれてきたブラ子を激写していると、みきさんが取り出すのですよ罠を…『トッキュー!!』というマガジンのマンガで、潜水士の話です。しかもこの人、1巻しか持ってきてねーよ…。ひどいやひどいやと言いながらも読みましたけどね(笑)?いやーん、真田さんかわええ〜(笑)。ちょっと進に似てるよね。私アイシーでは進×桜庭でしたが(過去形か)、真田さんは受けだと思います。正直、主人公のやり方には私はとてもよくやった!みたいな気持ちは出てこないのですが(だって命令違反とかルールを破ることって本当はすごく大変なことだと思うので…)、今後どうなるのか楽しみといえば楽しみかも。みきさんがダウンしたのを追って私も就寝。つかりた…。