本日読了

  • 『川の深さは』福井晴敏
    帰りの電車の中で読み終えました。途中でじんわり滲んできたけど。でもさ…あれ以外はありえなかったのか、終わり。あとやっぱりヒイロ・ユイだったんだなぁ(笑)。私は、保と葵への思いとかはなかったです。他から見た2人というのは、どうも保はスーパーヒーローすぎ、そして葵は聖母のような面だけしか見えないので…この2人の側から描かれていたらまた違ったと思うけど。つーか本当に葵はよくわからなかった。だからってわけでもないけど、主人公の桃山と涼子の2人の未来にハラハラしてしまいましたよ。あと金谷。私は一瞬、『保てめぇ…なんつーことを』とぶっ飛ばしたくなりましたよ。
    そして他の福井作品をすでに読んでいる人はわかるわけですが、日本という国の鬼子たる組織…そのなかでもさらに異端…これは、そんなDAISの誕生の物語でもあったわけですね。私はやっぱ発刊順に読むのがよい気がします。時系列では『川の深さは』→『Twelve Y.O.』→『亡国のイージス』ですが。言ってみればドラクエロトシリーズの順序でしょうか(笑)。そして伝説へ…で終わるわけです。
    今は母が『亡国のイージス』を読んでいますが、私も読みたくなってきました。それよりローレライ行くべき?