■難しい

声かけるって難しい。そもそも私は人間関係ヒッキーなので、自分からアクションを起こすことがまずないのです。友人関係でさえ。でも、公共の場所で気になるなーということについて突っ込みいれたい!というキモチは強いわけですよ。反応の遅さもあって、そのシーンを通り過ぎてから憤り始めるし…。
何の話かというと、昨日から3回くらいそうやって言葉(行動)を飲み込んじゃってるんですな。まずは昨日帰りのバス。降りる予定のバス停に、近所のレンタルビデオ店に来ていると思しき車が止めてあって、近寄れずに道路で降ろされたわけです。まぁ降りるほうはまだいいわけですが。私が歩道まで来ると、そこには足の不自由な女性が杖をつきながら道路のほうへ歩いているわけです。時々見かけるので、あ、バスに乗るのかな?と思ってバスを見ると、彼女に気づかなかったのかさっさとドアを閉めて動き始めているわけです。止めなきゃ!って思ったのは、もう走っていってしまった後で、私はなす術もなく見送ってしまいやがったのですよ…!
車をバス停に止めていた奴も、注意力の散漫な運転手もむかっ腹立ちましたが、自分に一番腹が立つ…あの時動けたの、自分じゃん!
今朝も、駅のホームの階段を上がりきったところに溜まっている若い奥さんたちを見てああ〜一言、一言言えたら〜!!と内心歯噛みしました。10人以上でホームをふさいだ上、点字タイルの上で輪になって話し込んでいる…隣のホームで小学生が周りに迷惑をかけないように並んで座っているというのに…!
途中で乗り込んできた中学生の集団も、ひとつのドアから大量に乗り込んだ上、『いっぱい乗ってくるのかなームカツク』だの『降りる人いるのかなーいない?』などと不平不満の嵐。挙句、駅で自分たちのいる付近のドアが開いても降りやしねぇ…!満員電車だっつーの!!
…でも皆口をつぐんでいました。所詮ビビリです。そういう自分の情けなさに、ちょっくらへこたれているのです…。しょんぼり。