長野まゆみ

昨日に引き続き。マイベスト5長野まゆみを挙げると
◆『天体議会』旗幟(だっけ?)を好きだろう?みたいに聞くシーンが好きで好きで(笑)。あと兄がどうなったかも気になりますよね。色々想像の広がる話です。
◆『レプリカキット』高校生くらいの時に古本屋で買ったやつで、長野作品で最初か次くらいに読んだんじゃないかな。100円とかの棚に入っていたので、区別するためか本の下の部分(地、というそうな)にマジックで線が引かれてた…今じゃ考えられないなー、こーゆーの買うの。何が好きって、葡萄丸。主人公百合彦の親友であり、葡萄丸の天敵でもある野茨との関係がなんだかいい〜。ある部分では、百合彦よりもよく理解しているっつーね。
◆『夜間飛行』写真もいいよね。あと、タンポポのコーヒー、赤砂糖。
◆『都づくし旅物語 京都・大阪・神戸の旅』これは少年が前面じゃない(主人公も前半は大人の女性)ので地味かもしれませんね。でもすっごい読み返してる。風呂に入りながら読むのが多いかも。高校の修学旅行で行った神戸(震災前最後だったんだよね)でざくろを買ったので、なんだかすごく不思議なかんじがしたなぁ。
◆『超少年』兄弟いい。あと植物のイメージがとても好き。
やっぱり昔のかおりがするやつのが多いか。まぁ何度も読み返すやつですね。他にも好きなのは多いですが。『鉱石倶楽部』『ことばのブリキ罐』あたりもいい。
長野作品の影響力っていうのは私の中でもかなり強くて、あいかわらず鉱石倶楽部@天体議会があったらなーむしろ自分がやりたいよーとか夢想したりもしますよ。
あと、今出てる別冊文藝春秋の『よろづ春夏冬中』…ちらっと読みましたが、面白そう…。これも同性愛系かな。