最近購入 - しきにつき

『シュミじゃないんだ』三浦しをん・イラスト：あとり硅子
普段イラストの名前まで書かないけど。あとりさんの絵を再び見れて、それだけでも嬉しい事だ。正直しをんさんのあとがきで涙出てきた。思い出し泣き…。デビュー当時から知っているような、決して年配の作家さんではない人でも、こうやってある日突然失われる事があるんだと思うと…わかってても辛いね…。
さて、あらためてBL書評？本として出色の出来であるこの本。いやいや、別にBL本じゃねーし、堂々と表で読むぜって思ってたけど、かなりアレですよ、覗き込まれたらデンジャラス。そしてこみ上げる笑い。直木賞作家の本なんですよ…と主張して回りたい。いままでのところ(ラストまで読みきってない)、特に『春抱き』の回は、最高におかしくてたまらんかった。最近あのマンガ読んでないんだけど、確かに凄いんだよね。他とは違うぜ。
『B級グルメ倶楽部(2)』今市子
『豪放ライラック(5)』桑田乃梨子
『暴れん坊本屋さん(3)』久世番子
これでラストなんてさびしいなー。いまやってる『番線』ってやつは、本そのものの話と聞くのですが、どうですかね？

ちょ、いましをんさんの『シュミじゃないんだ』のBL小説以外読み終わったところなんですが…なんか紹介した本のリストんとこにさらっと新刊情報が。しをんさんじゃなくてですね、鳥人ヒロミさんの成層圏の灯！あのシリーズ文庫化て！…やるな、新書館…。私はこの人の本を『どうしても見つからない』からということで貸し出したことが幾度かある。探さずに読めるようになるといいよねー。

『not simple』オノナツメ
泣いた…。オノさんので一番好きかも。
『是-ZE-(4)』志水ゆき
『探偵青猫(5)』本仁戻
うおー、すげー、今日買った漫画アタリばっか！早乙女祭り素晴らしい！青猫父との話はほんっとーに…ほんっとーに…たまんないな…！もうもうもう！ぶっちゃけ今まで早乙女に思いいれなかったんだが！くっ…。
このシリーズの何がすごいって、大概カップリングが固定されない話なのに、引きずらないで描けるとこじゃないかと。あんまり節操ないのには萌えない傾向があるんですけど、そんな私でも切り替えて読めるのはすごいと思う。
それと、最後のページに笑いすぎて腹筋が痛いです。この人のギャグ話大好き。

そういえば、図らずも今日買った上記3冊って、すでに読者が結末を知っている状態から始まる物語のような…。