本日読了
- 『疾走!千マイル急行(上)(下)』小川一水
おもろかったっすよ!他の作品にくらべてSF色は少ない(というかフィクションなサイエンスは出てないのかな?)のです。
しかし、個人的には4人の子どもたちがもっともっと描かれても良かったかなーと。特に、ヒロインであろうローラインの変化が見えなくて。掃除のときに真っ黒になって突っ込んでいったくらいではないか。無邪気な無神経さはそのままってことなのだろうか…?男の子の変化はわりとわかりやすかったんだが。
あと、例の黒幕(の切れ端)があんまりにもそのまんまでビックリした。むしろ裏をかかれたのか(笑)。博 士・中 佐・T ME乗 員のどれかだったら、T MEでオ リエンタル急 行だったり…とか思ってた(笑)。
ところで、キッツはローラインを気にかけているそぶりを幾度かしているんですが、結局そのへんには触れられませんでしたね。テオ・キッツ・ローラインで三角関係がいつ勃発するのかと思っていたのですが…そしてラストに待ち受ける予想外のマグ×キッツ。いや、そのほうが面白いけど(笑)。でもマグ×サングフォンもいいよいいよ。