本日読み中

  • 『復活の地(1)』小川一水
    やっぱおもしろい……ッ!まださわりなんですけど、おもしろい!そういえば、この話も事故や災害で上位の人間が根こそぎ不在になり、否応なく中心に立つ事になる人の話…といえるのかな。わりとそーゆーのが好きなので。あー、早く続き読みたいなっ。
    以下1巻読了後感想。やっぱ面白かった。
    未曾有の大地震によって、これから宇宙に飛び出さんとしていた惑星の統一国家首都が壊滅的打撃を受け、生き残った人々が一体どのように復興していくのか。
    敬愛する上司の死によって、その地位を継ぐ事になった官僚セイオ。まず継ぐはずのなかった地位を、親兄弟が生死不明になったせいで継ぐ事になった内親王スミル。いずれはと虎視眈々と狙っていたが、まだ先だと思っていた為政者の座が転がり込んできた政治家サイテン。ほぼ上官は死亡し、傀儡たる老将をたてて野望を温める軍人グレイハン。現在注目してるのはこの4者でしょうか。望む望まないに関わらず、上がすぱっと消えたことによって、その優秀さを世に出す機会を得た4人が、今後一体どうなっていくのか。まだ彼らが表舞台に顔をそろえた時点ですので、まだまだ…(特に内親王→摂政スミルは、彼女自身の力というのは殆ど現されていないし)。
    ああ、でも面白い。夜中に読み終わって、興奮して眠れないし。2巻も買ってあったけど、読みはじめたら寝られないからさ〜。仕方なく落ち着けそうな本をぱらっと読んでから寝ましたけど。早く続き読みたい。
    ……はい、あとは萌え話ですんで。避難してくださ〜い。
    ちょ、セイオとソレンス萌え!!ソレンスはセイオの自称副官つーか…天軍の軍人で、なりゆきで秘書みたいなことを始めたら、うっかり惚れ込んでそのままついてるってかんじ?わりといいとこのお坊ちゃんなのですが、どうしても陸軍の選民意識についていけなくて、新設の天軍に収まった変り種。なんかよくわからんけどセイオには隠し事したくない、みたいなとこや、朝シャワーしてるセイオに服出しておいてあげたり(これは2巻か)、っていうかなんでこんな細かいとこをあげてるのかな。もっと色々萌えがあったんですよ。いつの間にやらツーカーになってる二人…あーあーあー、もうたまんねー!セイオがわりに皮肉屋でツンツン気味なんで、笑顔で無理を押しちゃいそうなソレンスとの組み合わせはベスト!
    …あー、まぁセイオはこの先、摂政スミルとのラブが待ち受けているとは思いますが(笑)。それはそれで萌え。18歳の小娘と、公私ともに丁々発止のやり取りみたいな。ぬおー、早く、早く続きをー!