BSアニメ夜話「カードキャプターさくら」

予想通りのたうつ寒さ。すごかった〜。深い話をしたけりゃ高見恭子は呼ぶなよー(笑)。子供の教育にいい〜とか言われても。アニメで教育しないで自分でしようよ(笑)。
CLAMP作品って、何か最初から大きな枠があって、決められた未来があって、そこから脱却するという展開が多いように思うのですが、そのための舞台が箱庭なんだろうな。わかりやすいルールにそって作られている。その用意された感が一部オタクには耐え難いんだろうか。私も、CLAMP作品は計算が表に見えすぎるのが苦手。あざとさ、というか。
押上美猫ほどじゃないけど、風呂敷まとめるとき強引だしね。最後のほうは特にあまり上手くはない。もしかすると短編〜中編のほうがいいのかもしれないなと思う。×××HOLIC的なものとかー、あと東京BABYLONの北都ちゃんの番外。
登場人物の関係についてのあたりで腹が痛くなってトイレに行ってしまったのが悔しい〜。でもそんなには突っ込んだ話はしなかったようだな。成人男性と少女、成人女性と少年、同性愛…そいや先生と生徒って多いよな、何気に。でも、それは世界を構成するひとつのピースにすぎず、『世界には色んな人がいて普通』くらいで。望む世界なのかな。ドリームというか。
しかし私は男性でないので、(少女に対しての)萌えと性欲で本当にイコールなのかよくわからぬよ。マリみてなんかそうみたいだけど、本来の読者である少女と同じように胸を高鳴らせている男性もいたのではなかろうか。というか、そういう部分と=性欲な部分が同居しているというか。私だってうさみんと結婚したいけど、うさゆきも好きだしな(そういう話なの…か…?)。岡田さんも酷だよ、あれは答えようが…(笑)。その話をしたかったら、やっぱり高見恭子抜きで最初からもっとガツガツした話をすべきだったんじゃないの?ちぐはぐすぎてー。
あと、日常の描写について。あれは、ホントとウソを混ぜて丁寧にこまかく描写してホントっぽくしてるのであって、やっぱりファンタジーなんじゃないですかねぇ…それ自体が。
ああ、なんかアニメの話じゃないな。とりあえず、コミックを1巻から読み直すことに。