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  • しゃにむにGO(18)』羅川真里茂
    ちょいネタバレで。

    ここで負けさすか〜。やっぱりシビアね〜。おそらく伊出は勝利するだろう。それなのに留宇衣は『壁』と認識していた相手に敗北する。つらい…これは辛いよね。
    だけど、それは佐世古も同じなのだな。彼が幼いころから感じ続けていた鎖をひとつ、断ち切るために。勝つこと、ではなくて、『実力を出し切った留宇衣』に勝利する…これって、自分が頑張ったからって出来ることじゃない。待って待って、待ち続けてついに望んだ勝利を得た。でも、なんとなく不安な気がするのは…やっぱり、彼の一番の鎖である『母』の問題を解決できてないからかな。ひなことの間にも依然横たわり続ける問題だ。ああ、心配…。
    私と弟は、佐世古×ひなこ派で、二人が上手くいかなくても伊出っちは失恋というのを希望している(笑)。ただ心配なのは、いつか佐世古がひなこさえも『待たない』ってなっちゃわないかしらってことなんだよな。まぁそうなったらそうなったでオイシイのですが。ひなこしゃんが佐世古を追っかける側になるのだ。ほわわ〜ん…。弟は、ひなこを吹っ切って、海外のあの女の子とくっついたらいいよと…。ええっ…そんなー。あれは、母というしがらみを持つものどうしの共感くらいにしておいてくれよー(笑)。
    伊出っちには、来年あたり1年生で入ってくる女の子(架空かよ…)とくっついてもらうのはどうだろう。もちろん留宇衣は魔子様にがっちりゲットされるに決まっている。
    ああ、なんかすごーく素直に男女カプ話をしていますが、これとは別腹でホモ妄想満載なんだよね…(笑)。
    今回は、雷殿兄弟。ここここれはあれですか、夢破れた兄が、同じ道を歩んでいる弟を指導しているのですか。実際にどうかはともかく弟は、兄にとって自分は夢をかなえるための代替物なんだと思っているっぽいですね。しかも自分は兄には不十分と思われている…と思っている。褒めてはくれない…って…(笑)!!!兄に褒めてもらいたくてやってるのかーそうかー。なんだか、色々複雑な兄弟っぽいですよね。『小さいころしか知らないくせに』みたいな弟の発言もあったので、兄弟はある程度年齢が離れていて(兄がコーチですからね)、弟は一時アメリカにいて(兄は不明)、おそらく兄はテニスをするために一緒に生活していなかった…のではないかと思います。そして高校生になって、テニスを介して接点が出来た。ふふふふふ…いいなぁ、続き、早く読みたいなぁ…。しかし兄×弟なのか弟×兄なのか、考えても両方とも美味しくてなー。王道は弟×兄な気がする。
    このところ、コーチと選手の組み合わせが私をいろんな意味で燃え上がらせてるな。池田コーチと留宇衣もね。伊出とはあんまり感じないんだけど、留宇衣とは『師弟』って感じがするんだよね。なんでかな。多分、池やんも留宇衣の指導のほうが熱が入るのではなかろうか。ほら、馬鹿な子ほどかわいいじゃないですけど、手間のかかる選手のほうが気になるっていうか。
    ともかく続きが楽しみで楽しみでしょうがないですな!
    っていうか、今日発売の花とゆめで第2部終了っすか!なに、なんなの?!何したんだ佐世古ー!!!!